『意図を設定する』ということ
忙しい毎日のなか、私たちはつい「やるべきこと」に追われがちです。
だけど、自分の内側と静かに向き合う時間を朝にとるだけで、その日一日の過ごし方がまるで違うものになっていきます。
このような日々の小さな積み重ねと同じように、目標を達成するためのプロセスとして『意図を設定する』ことをコーチングでは何より大切にしています。
では、この『意図』って一体どんなものでしょうか?
『意図』と言われても、ピン!とこない方も多いかもしれません。
今回はこの『意図設定』についてお伝えしていきます。
「意図設定」とは
「意図設定」とは、“自分はどう在りたいか”を決めること
To Doリストや目標とは違い、「こうありたい」と自分に宣言する、在り方の選択です。
目標を達成するまでのプロセスを旅として考えた時、理想の未来(目標達成)に向かう道のりを「どのような旅路にしたいのか?」というのが『意図』です。
目標に至る旅を楽しむように、方向づけることでもあります。
たとえば──
「今日は穏やかでいよう」
「私はすでに満ち足りている」
そんなふうに、自分の内側から湧き起こる“姿勢”や“在り方”を選び取るのが意図設定です。
意図は「完了形」であること
「意図」の面白いところは、それが設定された瞬間に“完了”するという点。
願望や未来の成功を追うのではなく、
「私はすでにそうである」と今この瞬間に宣言することが達成する力になっていきます。
たとえば、
「私は、今日一日を機嫌よく笑顔で過ごしていた」
「私は、達成感を感じながら夜を迎えている」
そんなふうに、結果ではなく“状態”を先に決めていきます。
すると、そのエネルギーで自然と行動が促され、現実創造へとつながっていきます。
行動が“意味”を持つ
「意図」は思い描くだけでは力を発揮できません。
ただの理想論では何の効果も得られない…
つまり、力を発揮するための『やる気スイッチ』を押す必要があります。
設定した「意図」に小さくても具体的な行動を添えることで、実現へとつながる力となっていきます。
たとえば──
「達成感を感じている私」が意図だとしましょう。
では、「その意図を支える今日の行動は?」と問いかけてみると、
ある人にとっては「午前中に仕事を片づける」ことかもしれません。
また、ある人にとっては「夜、ゆっくり自分を労う時間を持つ」ことかもしれません。
このように、意図と行動が一致したとき、私たちの日常は“自分でデザインされた時間”へと変わっていきます。
1日のフローを作り流れに乗る
大きな目標をイメージし、その感覚を維持し続けるのはなかなか難しいですよね。
私がコーチングでおすすめしているのは、毎朝、その日1日の「意図」を設定することです。
1日の自分の軸を決め、スムーズな流れに乗っているのをイメージする。
1日の「意図」を決め、日々を意図的に過ごす
この毎日の繰り返しが、目標達成への旅路となります。
意図設定を続けていて気づくことは、不思議と“流れに乗っている”感覚が生まれる、ということ。
- 仕事が思った以上にスムーズに進む
- 今の自分にぴったり合った、偶然の出会いや情報を受け取れる
- 時間に追われず、心に余裕がある
- 何か予定外のことが起きても、冷静に対処している
まるで、世界が追い風を送ってくれているような感覚──
そんな一日は「今日、どう在りたいか?」を自分で決めた瞬間から始まります。
そのひとつひとつの積み重ね、日々の小さな積み重ねが、やがて大きな目標達成へとつながっていきます。
「意図」を設定することは、望む目標を実現させ、さらに魅力的な未来をつくり出すために「重要な鍵」とも言えます。
実践するかどうかで、自分の思考や行動が変わり、結果も違ってくる
クライアントの変容を見て、また私自身が5年にわたり、朝の意図設定をしてきたことで実感していることです。
毎日を意図的に過ごす
毎朝の意図設定を続けるためのコツは、「結果を求めないこと」。
意図を設定しただけで、もうあなたは一歩進んでいます。
毎朝の『意図設定』を、今日という日を昨日の続きとして“無意識”で過ごすのではなく、新しく“選んだ自分”として生きるためのリスタートのスイッチにしていきましょう。
これからを自分らしく進むための準備、一緒に始めてみませんか?
日常にほんの少しの魔法を。
Kummy

